2010年07月19日

因果関係がおかしな文章は多いよね


久しぶりの更新です。

R25の次の記事から。

野菜、フルーツ、魚、肉etc. 食材洗いの常識・非常識
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/rxr_detail/?id=20100715-00002913-r25


この記事の次の表現は、ちょっと変ですよね。

キノコ類は、洗うと水を吸って味や栄養素が逃げ出してしまうため

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posted by towar at 19:24| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月19日

「○○を男にする」という表現には、かなり不遜な印象を受けます

> 【ジャイアンツ通信】「原監督を男にしたい」阿部が捲土重来を期す
> http://sankei.jp.msn.com/sports/baseball/090419/bbl0904191802005-n1.htm

「男にしたい」という表現、野球選手を中心に、スポーツ選手が良く使っているようです。
他の選手が使っているところをテレビで見たこともあります。
でも、ちょっと違和感を感じています。

そもそも「男にする」というのは、辞書には載っていない言葉です。
日本語として定着しているのは「男になる」ですね。

「男になる」という言葉から、「男にする」という言葉を推し量ってみましょう。
まず、「男になる」の意味は「一人前の男になる。」ということです。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E7%94%B7%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B&dtype=0&dname=0na&stype=0&pagenum=1&index=03020302462100
ということは、「男にする」という言葉の意味は、「ある人を一人前にする」という意味になりそうです。

引用した記事の阿部慎之助の「原監督を男にしたい」という言葉を解釈すると、「原監督を一人前にしてあげたい」という意味になります。
ということは、暗に「監督はまだ一人前ではない」と認識していることになります。
一選手が監督を一人前にしてあげるなんて、不遜としかいいようがありません。
かなりえらそうな表現だと思います。

もちろん、選手自身は傲慢な表現だという認識は無いと思います。
下手なことを言うと、マスコミからバッシングされちゃいますからね。

はっきり言って、かなりみっともない表現です。
誰か教えてあげればいいのにね。


ついでに言うと、記事タイトルの「捲土重来」はかなり大げさですね。
こんなに軽々しく使う言葉ではないと思うのですが。
posted by towar at 23:39| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月03日

勝手に日本語添削 (4)│家電のカタログより│消費者に過大な前提知識を求めてはいけないのでは?

●今日の例文

> 映像をきめ細かく分割して、各エリアごとに液晶とバックライトを高精度に制御することで、テレビコントラスト100万:1*以上を実現。(後略)
>
> *画面を正面から見た場合。テレビコントラストとは、テレビセットとして表現できるコントラスト(全白信号での画面最大輝度と全黒信号での画面最小輝度の比)。100万:1、20,000:1、15,000:1はAVポジション「ダイナミック」時。
>
> SHARP 液晶テレビ総合カタログ 2009/1 10ページより


今回は、テレビのカタログから抜粋しました。
*印は脚注です。

この文章は、誰に読ませる気なんでしょうかねえ?
一般の消費者がこの文を読んで、理解できるとは考えにくいですね。

カタログの目的は、テレビ購入を考えている消費者に見せるため作っているはずです。
専門知識がない人が読んだ時に、ストレス無く理解できる文章を書くのが最低条件だと思います。
はっきり言って、独りよがりの文章ですね。

特に、家庭の中でテレビ購入の決定権を持つのは奥さんです。
その人に向けて欠いた文章なのかなあ?
販売店のスタッフ向けの文章なら、こんな文章でも良かったのでしょうけどね。

もちろん、技術的な内容を専門用語を使わないで理解させるのは難しいとは思います。
また、文字数を増やさずに簡潔に書きたいという制約もあるのでしょう。
でも、それなりのコストをかけているのだから、もう少し工夫したら良いと思うんですけどね。


●読みにくいポイント

さて、例に挙げた文章が読みにくい理由ですが、主に二つありそうです。

まず、一つの文の中に、複数の内容を入れているという点です。
この問題は、これまでにも何回かでていますね。
上の文では、それほど酷くはありませんが、もっと工夫があって良いような気がします。

二つ目は、既に書いたとおり、専門用語の多用です。
今回の場合は、これが決定的でしょう。
ある程度の知識を持っている人でないと、専門用語が多すぎて意味をつかめないはずです。
テレビという万人向けの商品のカタログで、絶対にやってはいけない失敗だと思います。


●専門用語に関して

専門用語に関して、もう少具体的に考えてみましょう。

まず、「コントラスト」とは何かという点です。
これは、「ものの形がはっきりわかること」と言い換えても良さそうです。

そして、「テレビコントラスト100万:1」が何を現しているかというと、このテレビが表現できるもっとも暗い「黒」の光の量を1とすると、最も明るい「白」の光の量は100万になるということです。
つまり、黒と白で明るさが全然違うという事を表現したいわけです。
これが読み取れる人は、少数派ではないでしょうか。

などなどと言う感じで、あの短い文の中に突っ込みどころが満載です。


●書き直してみました

こんな感じかなあ?

「映像の一番暗い部分と一番明るい部分の光の量が、最大100万倍以上も違うんです。
こうする事で「白」と「黒」違いが際立ち、ものの形がくっきりと浮かび上がります。
このテレビコントラスト*は液晶とバックライトを高精度に制御する事で実現しています。

*画面を正面から見た場合に限る。テレビコントラストとは、テレビセットとして表現できるコントラストの事。具体的には、全白信号での画面最大輝度と全黒信号での画面最小輝度の比を表す。100万:1、20,000:1、15,000:1はAVポジション「ダイナミック」時に限る。」

そもそも意味が取りにくい部分も多いので、私も勘違いしているかもしれません。


●誰に読ませる文章なのか

多分、カタログの文章が言いたかったのは、上のようなこういうことなのでしょうね。
テレビに何か具体的なイメージを持たせたければ、文章はもう少し練る必要があるかもしれません。
脚注の部分は技術的な解説なので、多少の専門性は許される気がします。

今回は例としてあげた文が何をいいたいのか、理解するのが大変でした。
本気でテレビを売る気があるのかとすら思いました。
せっかくきれいなカタログを作っているのだから、普通の人が読んで理解できるものにして欲しいものです。

SONY のカタログも見てみましたが、SONY の方が若干わかりやすかったかなあ。
まあ、どっちもどっちという感じですけどね。
家電メーカーのカタログの分かり難さは似たり寄ったりなのでしょう。

どこを向いて商売しているのやら?
それとも、マニアだけに向けて作っているのかしら?
謎です。
posted by towar at 12:32| 日本語を勝手に添削 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月24日

メディアで「まぎゃく」はどうなんでしょう?

未だに「まぎゃく」という表現は抵抗を感じます。
一応、辞書には載っていますが「《「逆」を強調した俗語》」という注釈が付いています。
つまり、公の場では使用を避けた方がいい言葉ということですね。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E7%9C%9F%E9%80%86&stype=0&dtype=0

ちなみに、大辞林には載っていませんでした。
辞書によって、載っていたり載っていなかったりするようですね。
その意味でも、使う場所は選んだ方が良いということだと思います。
公の場で同じ意味の単語を使いたければ、「正反対」が良いのかな。

もちろん、日常生活で聞く分には、それほど気になりません。
この程度の言葉の問題を一々気にしていたら、生きていけませんからね。
でも、テレビのアナウンサーが使っているのを聞くと、かなり違和感を感じます。
しかも、それなりにキャリアがある人が、抵抗無く使っているんですよね。

テレビ局の基準ではOKなのかしら?
テレビ局なら、言葉に関する基準を設けているのでしょうけどね。
一人のアナウンサーが繰り返し使用しているのを聞いているので、特に注意もされないのかしら?


●ついに紙媒体にも進出

さて、今日わざわざこんな事を書いたのは、ついに紙の媒体でも「まぎゃく」という表現を見かけたのです。
しかも、AERA です。

AERA といえば、朝日新聞社の雑誌です。
紙の媒体の中でも、かなり権威があるほうだと思うんですけどね。
言葉の使用にはかなり気を使っている雑誌の一つのはずです。

あ、しかも、AERA の編集者が書いている記事ですね。
該当箇所を引用してみましょう。

> 一郎氏の秘書だった鈴木宗男衆院議員によると、大酒飲みで知られた一郎氏は「陽気で明るい酒」。一方、地元支援者によると、中川氏は暗い酒で、父子で真逆のようなのだ。
> http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20090302-01-0101.html

ところで、AERA では「真逆」と漢字表記ですね。
パソコンで「まぎゃく」と入力しても「真逆」とは変換できないはずです。
変換ができない時点で、問題のある表現だと気づかなかったのかなあ?


●ちなみに「真逆」の読み方は

ところで、通常は「真逆」の読みは「まさか」です。
漢字の読みの問題ででてきたら、おそらく「まさか」が正解なので、間違えないようにしましょう。
「まさか」という読みも当て字っぽいんですけどね。
posted by towar at 19:41| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月17日

日本語を勝手に添削│企業の商品紹介のページより

> これまで「インターネット接続」「電話」「映像配信」でそれぞれ別々に必要だったケーブル配線を、すべてBフレッツに1本化できるのが、トリプルプレイ導入の一番の魅力。家庭の出入口を1つに集約することで、配線がおどろくほどスッキリ、シンプルに整理できます(下図)。
>
> たとえば、これまではテレビで多チャンネル放送を観るには屋外にアンテナを取り付けたり、壁に穴を開けてケーブルを引き込んだりと大がかりな工事が必要でした。その点、トリプルプレイなら、Bフレッツの回線をそのまま電話、テレビに利用できるので、こうした手間やわずらわしさが解消します。
>
> http://flets.com/kojin/jiten/triple_02.html#1

この文章の読み難さの原因は、二つありそうです。

一つ目は、一文にたくさんの情報を詰め込みすぎているというてんです。
結果的に、左から右にすんなり読めない文章になってしまいます。
途中で、文の内容がわからなくなり、読み直さないといけなくなってしまうのです。

もう一つは、専門用語の多用です。
技術的な文章だから、仕方がない点はあるのでしょう。
でも、もう少し何とかできるのではないでしょうか。

さらに、文章に書かれた内容を視覚的にイメージさせるという事をやってみたいと思います。
上の文章は理路整然としているのですが、何がメリットか何となくイメージしにくいんですね。
そこで、読んでいる人の頭の中に映像としてイメージさせる工夫をしてみます。

二つの段落の関連が、今ひとつわかりにくいように感じます。
まあ、今回は、気づかなかった事にしましょう。


【修正後】

コンピュータの周りには、たくさんのケーブルがあります。
はっきり言って、邪魔以外の何ものでもないですよね。
ほこりも溜まりやすいですし、視覚的にも美しくない、子供が引っ掛かって転ぶかもしれません。
しかしBフレッツにすると、「インターネット接続」「電話」「映像配信」の3つを一本で済ますことができるのです。
これで家庭内の配線をすっきり整理する事ができますね(下図)。
トリプルプレイ導入の一番の魅力です。

テレビで多チャンネル放送を見る場合を例に、もう少し具体的にトリプルプレイのメリットを見てみましょう。
普通多チャンネル放送をみる場合は、壁に穴を開けてケーブルを引き込む必要があるんです。
屋上にアンテナを取り付ける必要もあります。
結構大掛かりな工事ですね。
工事への立会いも必要でしょうし、かなり面倒そうです。
しかしBフレッツのトリプルプレイなら、インターネット用のフレッツ回線をそのまま電話・テレビに利用できます。
工事の手間を大幅に減らす事ができるのです。
これは結構大きなメリットですね。
posted by towar at 19:13| 日本語を勝手に添削 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月09日

勝手に日本語添削 (2)│ハリー・ポッターの邦訳

> しかし、隣村のグレート・ハングルトンの薄汚い警察では、フランクが自分は無実だと何度も頑固に言い張っていた。リドル一家が死んだあの日、館の付近で見かけたのは、たった一人。黒い髪で青白い顔をした、見た事もない十代の男の子だけだったと、フランクはそう言い張った。村人はほかにだれもそんな男の子は見ていない。警察はフランクの作り話に違いないと信じきっていた。
(「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」より)


クオリティが低いで悪名高い、ハリー・ポッターの翻訳書からです。
日本語として読みにく文章だと思います。
早速、問題点の洗い出しから。

上の引用は、一段落丸ごと抜き出してきています。
という事は、段落の最初に「しかし」という逆説の接続詞がくるのはあまり良くない気がします。
日本語としてはぎこちない印象があります。
文法としては大丈夫なのかしら?



次に句読点の使い方の問題です。

> リドル一家が死んだあの日、館の付近で見かけたのは、たった一人。黒い髪で青白い顔をした、見た事もない十代の男の子だけだったと、

上の部分は、フランクの自白の内容のはずです。
「フランクはそう言い張った」にかかる部分です。
「たった一人」のあとに、勝手に句点を入れてはまずいはずです。
これでは意味が通じなくなりますね。
ここは読点でなければいけません。
句点を入れたければ、違う書き方にしないといけません。
当然ですが、英語の原文では意味不明のピリオドは入っていません。



上の文章を読んでいると、表現が幼稚な感じがします。
これは翻訳者の実力の問題かな。

> フランクが自分は無実だと何度も頑固に言い張っていた。

この表現は、ちょっと文学作品に似つかわしくない幼稚な印象です。
何かのマニュアルみたいな、単調すぎる表現という感じかな。
翻訳本ですから、原書が幼稚な表現ならその通り訳さないといけないのですけどね。
で、原書を見てみいました。

> Frank was stubbornly repeating, again and again, that he was innocent,

日本語訳に比べると、こなれた表現を使っているという印象です。
こんな短い文でも、ニュアンスが全然違ってしまっています。
この部分だけ直すなら、次のような感じかな。
「フランクは自分が無罪であると何度も何度も頑なに繰り返した。」
この方が、まだ原文のニュアンスに近いでしょう。

原書と比較して、日本語がこなれていないという印象は、全編をとおして感じる問題点です。



あ、誤訳みつけた。
でも、本題と違うから、省略します。


はっきりいって、もとの英語を自分で翻訳する方が早いと思うくらいなのですが、それでは日本語力の向上という趣旨から外れてしまいます。
訳書をできるだけ生かす形で、修正してみました。


【修正】

一方、隣村のグレート・ハングルトンにある、暗く薄汚い警察署で、フランクは頑なに何度も何度も繰り返した。
自分は無実であると。
そしてリドル一家が死んだあの日、彼が館の近くで見たのは、黒髪で青白い顔をした見知らぬ十代の少年ただ一人だけだったと。
ほかの村人はだれもそんな少年を見ていないし、警察はフランクがでっち上げていると信じきっていた。



どこかの掲示板か何かで、「自分に子供ができたら、ハリー・ポッターをぜひ読ませたい」、という趣旨のコメントが書き込まれていたのを見た事があります。
でも、子供に見せるには日本語の間違いが多すぎるような…。
とてもプロの仕事とは思えません。
posted by towar at 21:21| 日本語を勝手に添削 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

勝手に日本語添削 (1)

人の書いた文を勝手に添削して、読みやすい文にするという企画です。
何でこんな事を始めるかというと、自分の日本語能力向上のためです。
勝手に文を添削された方は、良い迷惑でしょう。

基本的に、個人攻撃のような事はしたくないので、文章を書いた人の事を明らかにしたくはありません。
でも、著作権の事を考えると、引用元は明らかにしないとまずいのかしら?

ああ、そうそう。
添削の対象に選ぶのは、不特定多数に向けて文章を書いている人たちのものに対してです。
政党のマニフェストとか、雑誌とか、書籍とか、大会社のサイトとかですね。
個人が仲間内に対して書いているブログを、勝手に批判したりはしないつもりです。


ということで、第一回は国会議員の書いた文章です。
本人が書いたものなのか、秘書に書かせたものかはわからないですけどね。
何れにしろ、議員名で出している文章です。

> 一方、平成14年には政府が、首都圏の基幹的広域防災拠点を国の直轄事業として、東京の有明と川崎臨海部の2ヶ所に整備をする事を決定、そこで衆議院議員 田中和徳は地元の代議士として、強い要望を川崎市民と川崎市役所の双方から受け、「川崎の海のシンボル、人工海浜実現」を目指し、地元の皆様とともに関係省庁に強い働き掛けを根気よく続けました。
(衆議院議員 田中和徳氏の国政報告第143号より抜粋)

しょっぱなから、すごい文を選んでしまった気がします。
上の引用で一文です。
長。

とりあえず、一つの文が長すぎですね。
色々な事を一つの文に盛り込みすぎです。
これでは、何を言いたいのかわかりません。

もっと言うと、助詞の使い方も間違っていますね。
まあ、それは本題から外れるので今回は割愛します。

この文を内容ごとに細かく分割するだけで、大分わかりやすい文になるものと思われます。
一旦、整理してみる事にしましょう。
上の文で、言いたいのは、次の四つです。
まあ、分け方によって、増えたり減ったりする可能性はあると思いますが。

【内容の整理】

・平成14年に政府が、2ヶ所を整備する事を決定
・衆議院議員 田中和徳は川崎市民と川崎市役所から強い要望を受けた
・衆議院議員 田中和徳は「川崎の海のシンボル、人工海浜実現」を目指す
・衆議院議員 田中和徳は地元の皆様とともに関係省庁に強い働き掛け続けた


四つの内容を一文に詰め込んだら、読みにくくなるのは当然ですよね。
さて、文の趣旨がわかったことで、この文の書き直しをしてみましょう。
単語はできるだけ原文に近いものを使います。


【文を内容ごとに分割】

一方、平成14年には政府が、首都圏の基幹的広域防災拠点を国の直轄事業として、東京の有明と川崎臨海部の2ヶ所の整備をする事を決定しています。
衆議院議員 田中和徳は地元の代議士として、強い要望を川崎市民と川崎市役所の双方から受けました。
要請を受けた衆議院議員 田中和徳は「川崎の海のシンボル、人工海浜実現」を目指し働きかける事にしました。
地元の皆様とともに関係省庁に強い働き掛けを根気よく続けました。


文章が意味を成すように、いくつか付け加えています。

こうして整理してみると、田中代議士がどんな要望を受けたのかわからないですね。
読みやすく分割してみると、論理の飛躍とか矛盾が見えてきます。

さて、上の修正で大分読みやすい文になったと思います。
でも、まだまだ、読みにくいと感じるはずです。
何が問題かというと、「語順」です。

最初の文を例にとってみましょう。
「…政府が」から文が始まっていますが、「政府」が何をしたのかわかるのが文の最後です。
このように、主語と述語が離れてしまうと、文章は読みにくくなることが多いようです。
そのあたりを踏まえて語順の整理をしてみましょう。

あれ?
もう一つ、日本語として意味が通らない部分をまた発見しました。

> 首都圏の基幹的広域防災拠点を国の直轄事業として、東京の有明と川崎臨海部の2ヶ所に整備をする事を決定

原文のこの部分は、何を言いたいのかわからないですよね。
おそらく、「首都圏の基幹的広域防災拠点」として「東京の有明と川崎臨海部の2ヶ所を整備」するという事を言いたいのでしょう。
でも、そのように読む事は不可能です。

この部分も意味が通るように変えないといけませんね。
一緒に直す事にしましょう。


【語順の整理】

一方、首都圏の基幹的広域防災拠点として東京の有明と川崎臨海部の2ヶ所を、国の直轄事業として整備をする事を、平成14年に政府が決定しています。
地元の代議士として川崎市民と川崎市役所の双方から、衆議院議員 田中和徳は強い要望を受けました。
そこで、「川崎の海のシンボル、人工海浜実現」を目指し私は働きかける事にしました。
地元の皆様とともに関係省庁に強い働き掛けを根気よく続けました。


さて、大分読みやすくなったはずです。
しかし、上の修正では日本語としてぎこちない感じです。
もう少しこなれた日本語にしないといけないですね。

あと、第一文は日本語としては正しくなりましたが、論理が込み入っていて意味が取りづらいですね。
ここは二つに分けましょう。


【こなれた日本語に】

一方、首都圏の基幹的広域防災拠点として、東京の有明と川崎臨海部2ヶ所を整備することを、平成14年に政府が決定しています。
この両拠点の整備は国の直轄事業として行われます。
地元川崎の代議士として、川崎市民と川崎市役所の双方から、衆議院議員 田中和徳は強い要望を受けました。
そこで、「川崎の海のシンボル、人工海浜実現」を目指し働き掛けをはじめています。
現在も地元の皆様とともに、関係省庁に強い働き掛けを根気よく続けているところです。


もとの文章からは状況がわからない部分があったので、一部意訳しています。
どうでしょう?
多少は読みやすい文章になったでしょうか?

元の文と比べて、少しでも改善していれば一応成功かな。


次は、もっと直しやすいのにしよ。
posted by towar at 00:03| 日本語を勝手に添削 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月26日

一姫一太郎

テレビ朝日のトーク番組「徹子の部屋」での話しです。 もとアナウンサーの雨宮塔子さんがゲストでした。 雨宮さんに二人のお子さんがいて、「上の子が女の子で下の子が男の子」という話をされていました。 それを聞いた黒柳さん、「あ〜、それなら一姫一太郎ですねぇ」とおっしゃっていました。 「一姫二太郎」という言葉を念頭に置いた発言なのでしょうが、これは明らかに間違い。 そもそも、一姫二太郎という言葉は、「子を持つには、最初は育てやすい女の子で、次は男の子がよいという言い伝え。 (大辞泉)」という意味なのです。 つまり、雨宮さんのお子さんこそ一姫二太郎なワケです。 一姫二太郎という言葉の意味を黒柳さんは「女の子一人に男の子二人」という意味だと理解していたのでしょう。 恐らくこのように思っている方も多いのではないでしょうか。 もしかしたら間違えて覚えていらっしゃる方のほうが多いかも…。
posted by towar at 14:36| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月26日

「相反する」・・・・・・読めますか?

「相反する」・・・・・・読めますか?

「あいはんする」と読みます。
「そうはんする」と読む人が結構多いようです。
何度か聞いたことがあります。

確かに文字だけ見ると「そうはんする」と読んでしまうのも分からないではありませんね。
気をつけましょうね。

posted by towar at 01:52| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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